おはようございます!テマヒマ平岡です!

AIを業務に取り入れることが増えた方も多いと思います。

僕はマーケティングコンサルタントの立場で、クライアントのマーケティングの状況を分析して課題を特定して、改善策を提案するのですが、提案に対してのクライアントからのフィードバックが明らかに細かくなっていると感じます。

担当者のフィードバックの内容が良くなることは、プロジェクトにとってとても良いことなのですが、実はこれによって生産性が落ちていることに気づきました。

AIは必ず何か答えを出そうとします。

「この提案どう思う?」と聞くと、大筋合意したとしても「ここはこうした方が良い」「こういう考え方もできます」などと重箱の隅をつつき、自分が仕事した結果を残そうとします。

もちろん、より良くするための提案ではあるのですが、全体からしたらそこまで重視することでなかったりするので、そのやり取りやそれを踏まえたリプランをする工数が余計にかかります。

やりすぎると報告がブレていくこともあります。

また、確認の仕方が雑だと、その提案に至った背景やプロジェクト自体の方針を汲み取らずに判断した内容だったりすることもあるので、判断を誤ることもあります。

それに対して追加の説明をしたり、軌道修正のための議論をしたりすることで、時間と労力を消費することになります。

すると、実行が後ろ倒しになります。

僕はこの仕事を始めた時から「本来は不要な仕事」としてコンサル業に取り組んできています。

コンサル業とは情報格差を価値とした商売です。

事業に関わる人がマーケティングを理解して実践できるようになれば、誰もコンサルなんて雇いません。

それがあるべき状態だと思っているので、クライアントに対しても常に出し惜しみはせず、解だけではなく考え方も渡すようにしてきています。

組織が自立自走し、自分が不要になることをゴールとしてサービスを提供してきています。幸か不幸か組織が完全に自立自走することは少なく(人の入れ替わりなどが発生するため)、長期でお世話になっているクライアントが多いです。そのため自分がチームで最古参になりがちです(笑)

事業を成長させるためには、改善の手を止めないことが肝心です。

そのためには、打ち手の数を出し、PDCAサイクルを早めなければいけません。

AIの活用によって分析や提案のスピードと質は向上しました。

ですが、なんでも相談できて、なんでも助言がもらえるので、判断のスピードが遅くなってしまっています。

結果、実行が後ろ倒しになり、結果を得るのが先延ばしになっているのが、AIの活用によって生まれている新たな課題だと感じています。

今は過渡期なので、しばらくすればそういう問題も気にならなくなっていくとは思いますが、しばらくはAIのお陰で面倒な場面が増えていくなと、少し残念な気持ちになっていたりします。

p.s.

テマヒマでTikTokメディア事業を立ち上げました。

色々実験して学びをシェアできればと思うので、楽しみにしていてください!